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15歳だった―
製作元 ああかむ
動作環境 Win 2000/XP/Vista
ゲームジャンル 少女告白ミステリーノベル(デジタルノベル型ADV)
価格 DL版 1995円 パッケージ版 1995円
発売日 DL版 2007/03/09 パッケージ版 2007/03/30
あらすじ

まだ幼く見えると言ってもいい、一人の少女。
「まゆ」と名乗る彼女は、出会い系サイトで知り合った男「みくろ」に援助交際をもちかける。だが、待ち合わせ場所に現れたのは、少女よりもさらに年下の――少年だった。
急速に惹かれあう「まゆ」と「みくろ」。しかし、少年は、急激に成長してしまう奇病のために余命いくばくも無く・・・

――と、語る彼女の手記は、真実か?狂言か?妄想か?

周辺の証言は、その手記を裏切るような無惨な現実を赤裸々に語る。
手記と証言、相矛盾する2つの語りの間に挿入される、少女の性体験。
真実を知るのは、ただ一人の人物のみ・・・

レビュー

 体験版をプレイして興味を持ったので発売日に購入致しました!
 いつでもどこでもパッケージ版。女性も手に取りやすいであろう絵柄&デザイン。DVDパッケージ。パカ。説明書はB6変形の紙に片面一色刷り印刷の紙が一枚。

:CGは差分含まず22枚・差分含む133枚(2枚程登録されない差分有)
:シーン回想23ヶ所

◇CGモードあり
◇エッチシーン回想モード付き
◇メッセージスキップ、バックログ閲覧可能
◇ボイスリピート機能付き

 ゲームシステムが変わっておりまして、
「少女の手記」
「少女の目撃証言」
「少女の体験」
 話を読進めるためには、この3つのシナリオを交互に選択していかなければなりません。
 最初に洒落にならない猟奇殺人事件が発生。掴みはOK!
「少女の手記」
 は少女の独白形式。
「少女の目撃証言」
 は様々な人達の会話文形式。かなり大勢の人物の目撃証言があるにも関わらずキッチリ年齢や職業によって会話文が上手く書き分けられていて良い感じです。しかも目撃証言は自分に不利にならないよう嘘が入っている所が細かい!綺麗事無し!人間の汚い部分もガッチリ描写しております。男性ならではの汚さ&女性ならではの汚さドーン!
「少女の体験」
 エロシーンです。
 物語の断片断片にある共通部分と思わしき部分を繋ぎ合わせ言葉の裏を読み取り点と点を繋いで線にして行く形式。読み進めて行く内にドンドン謎が大増量&複雑に。謎が解決したと思わせ更なる謎が……と飽きさせない作りになっております。が!問題は、「少女の体験」です。エロシーンなのですがエフェクトとSEがゲーム進行を大きく阻みます。正直非常に鬱陶しく感じました。CG枚数やエロさを補強する為にかなり力を入れているのは理解出来るのですが正直……ウゼーーーーーーッッッ!!!シチュはノーマルな物からアナル・強姦・痴漢プレイ・薬物・輪姦等色々!エロいか?と聞かれると……エロい事はエロいのですがストーリーがストーリーなので……。
 そうしてシステムにかなり問題が……スキップ可能&スキップOFFは右クリックなのですがスキップが超高速な上、シナリオ選択画面で解除出来ない為「少女の手記」「少女の目撃証言」が一瞬で流れてしまう切ない弊害が……。
「少女の手記」は、少女のノートに少女自身の文章が書き込まれて行く形式です。
「少女の目撃証言」「少女の体験」メッセージ枠の横に、
■Q-SAVE ■Q-LOAD
■Back Log
■Skip
■Auto
■V-Rpeat
 上記のメニューが表示されているのですが、「少女の体験」時のみ演出によりメニューが消滅してしまう事が多々ありまして……。どうも、「少女の体験」はオートプレイをする事を前提にデザインされているっぽい?ボイスリピートはメッセージ枠に少女のセリフが表示されている間のみ有効。しかしながら文章その物は少ない上文字の表示タイミングは演出により一定ではありません。故にガンガン流れてしまいます。バックログはバックログボタンを押さないと見れない上バックログからのボイス聞き返し不可!これはどうにかして欲しかった……。&初回プレイでは理解出来なかった事が何周もプレイして行く内に謎が氷解する事が多々ありました。故に!切実にエフェクトOFF機能を搭載して頂きたかったです!
 CG!文句無しで美麗です。下着のデザインも可愛い上かなりの種類が用意されております。差分は汁差分や表情差分等の細かい差分のみ。
 CG担当の方が妙に上手い方だなァと思ったらば!【黒の断章】の吉澤友章さんで無いの!検索してみました!【黒の断章】【PIGEON BLOOD -ピジョンブラッド- 】の頃は空間恐怖症のように画面狭しとギッシリ描き込まれた大迫力の凄い絵&塗りの原画を描かれる方だったのに最近の作品は……ご本人と分からない程に……スカスカの手抜きっぽい絵柄や構図を描かれるようになってしまったのですね……。【15だった――】は淡い水彩タッチの塗りで画面の密度高めですが立ち絵(顔のみ表示)の顔が若干崩れているのが気になりました。普通の方ならば気にならないのですが元々が恐ろしく上手い方だったので少々残念に感じたりして!
 選択肢はラストの一ヶ所。どちらを選ぶかは自由です。少女を選ぶかそれとも……。
 実は物語にはエピローグがあります。場所は回想モードから。
 バグ?でCGモードのCGの下一列と右一枚が登録されないのですが……。(エピローグを見たり回想シーンを見ると埋まる)プレイ時間はテキストをゆっくり読んでボイス・演出等をなるべく全部飛ばさずにプレイして5時間位。
 結局物語は解決したのか解決しなかったのか。正直完全には理解出来ませんでした。このキッチリ解決しない余韻が良いのかも知れませんが……。微妙に続編がありそうな終わり方なのですがこれも演出なのかな?
 誰か一緒に考えてーー!と叫びつつ面白かったです。ミステリーがお好きな方は是非!
 ネタバレ考察↓↓↓
・最初の独白はまゆ。賽子(さいころ)はまゆの手の中→ラストの選択肢。
・少女の体験はあくまでも取材に基づいた少女の体験を再現=外見が全てまゆなのもそのせい。取材に基づいているので取材を受ける側は決して自分に不利な事は語らない。他人の体験も混じっている可能性も捨て切れない。
・人形を発注したのはまゆ確定。
・少女の体験のいくつかは人形の体験?
・みくろは出来損ないのホムンクルス?
・ゆめはまゆのクローンで15歳と同時に老化が始まる(既に始まっている?)=出産は最後のチャンス=クローン同士の子供誕生?
・まゆは妄想の中でみくろと会い自身の体験を正当化する為に純愛だと思い込みゆめはホムンクルスのみくろと会い恋に落ちた?
・スーツケースの中身は本物の人間の胴体?
・駅の幽霊・マンションの幽霊・人形の残骸の謎。
・北海道から来た記者はまゆの文通相手だったみくろ?

トラベルミン